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素の暮らし

自然で素朴な暮らしを目指す初老爺の日記

縁切の田中神社

 正月2日までほとんど家を出ず、本を読んだりで籠っていたが、これでは体が鈍る。ということで3日の昼前からちょっとお出かけで初詣

 行った所は出雲国2の宮の佐太神社だ。因みに1の宮は??これは熊野大社です。で、それで、、、出雲大社は???
 という疑問も出てくるかもしれませんが、出雲大社は別格で1国内の序列ではなく全国区なんです。

 出雲の国は秋に全国から神様が集まる所、佐太神社は神様たちが国に帰られる際の「神等去出(からさで)祭」が出雲の万九千神社と共に行われる所だ。そして、ここにはユネスコの世界遺産の無形文化遺産になった「佐陀神能」がある。

 これは、神楽の原点のような能だ。緩やかなので見ているとついつい寝てしまいそうだが、、、、。

 
310103佐太神社4

 佐太神社は正殿、北殿、南殿といずれも本殿のような立派な社があります。いずれも大社造です。

310103佐太神社1

 ちょっと近づいて、これは正殿

310103佐太神社2

 お参りをしておみくじ引いたが末吉、、、、。今年は無謀に走るといけませんね、、、、。
 境内を歩いているとこんな案内があった。前から聞いてはいたが、佐太神社の近くには縁切神社があると、、、。

310103佐太神社3

 そして、行って見ました。ここは摂社の田中神社だ。小さな社です。
 正面から入ります。まずは東社
 
310103田中神社1

 ここが縁切の社です。ご利益は縁切、延命、長寿

310103田中神社2

 そして、ぐるっと回って裏手に行くと今度は西社。
 
310103田中神社3

 こちらのご利益は縁結、安産

 長くグダグダと続いた腐れ縁は切って、新しく恋をして縁を結んで結婚し子供を授かりましょうってことかな??
 なになに、、、、不倫の相手と縁を切りたい、、、、。そういう人も来てるかもしれませんね。はい、そこのあなたどうですか、、、、???いやまだ切りたくない、、、、勝手にしろい。

310103田中神社4

 ここ島根は新しいものはない、寂しくなるほどない。でも風土記の時代から続く神社はいっぱいあるんですよ、、、。あのラフカディオ・ハーンが魅せられた古き日本が未だにある。
 ただ、こうした古き伝統等も高齢化などのために途絶えていきそうです。緩やかに進んでいた文明が一気に加速して、社会が大きく変容しているようですね。

 世の中、IT化して来ているけどオッサンの頭は逆行してアナログ化して来ています、、、、、。

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初詣に行って来た

 昨日は天気も良く暖かかったので、初詣に行って来た。

 場所は松江市南部の八雲(元々は八雲村だったが合併して松江市に)にある熊野大社だ。
 熊野大社は出雲の国の一宮だ。出雲大社は????だが、出雲大社も一宮というので2つある(変な感じだ)。
 でも何となく、太古からある出雲大社は別格って感じだ。全国区と地方区の違いを感じる。
 でも奈良時代より前からある由緒ある神社だ。

 田舎だけど、結構多くの人が来ていた。

1.2熊野大社2

 みんな神頼み?お前もだろうが、、、、、。

1.2熊野大社3

 境内の中にはこうして暖を取れるようにしてあった。暖かいとは言え、1月なので風は冷たいのでありがたい。

1.2初詣

 これは本殿で大社造りだ。出雲大社のように大きくはない。でも立派な社だ。

1.2熊野大社7

 千木も立派、熊野大社は亀甲が紋、出雲大社もだったか?だから出雲大社では亀を大事にする。亀は万年と言って長生きの象徴でもあるし、、、、。

1.2熊野大社11

 これは鑽火殿(さんかでん、鑽の古い字は金編に先を二つ書いて下に貝だ)。

 出雲大社の宮司を勤める千家家は出雲の国の国造だった。出雲の国庁は松江の南部にあったが、その後、千家家は出雲大社に移った。だから。千家家の分かっている範囲でのルーツは松江の方か?ただその前がどうなのかは分からないが、、、。

 そういったこともあって熊野大社と出雲大社は縁が深い。そして、出雲大社の宮司が亡くなり、宮司の長男が継ぐ時は、誰にも見られずこの熊野大社を訪れ、この鑽火殿で取った火を出雲大社に持ち帰り、以来毎日欠かさずその火を宮司が守ると言われている。ただ、昔と違って、今は宮司さんも色々と忙しく出張もされるので、そういう訳にもいかないのでは?????だ。

1.2熊野大社5

 そのあたりのいわれがこうして書いてある。
 そういった所が、出雲の国の一宮と言われる所以だろうか、、、、。

1.2熊野大社6

 周囲は長閑な風景で気持も緩やかに参拝した。お賽銭を投げ、家内安全と健康を祈願。
 そして、御みくじも買って、なんと御みくじは「大吉」、「初めは危ない谷の小川の橋を渡るような心配事があるが驚かず迷わず進め、後には全てが平和に収まる、小さいことも用心してやれ」というようなことが書いてあった。

 もうあと3ヶ月程すると一旦はリタイア、そして2年ほどの再雇用、今分かっていることは、3ヶ月経つと収入がガタッと減ること(4割以下になる)、そして仕事は週4日(休みは3日で1日増える)となる。年寄はあんまり無理するなということか??

 金はないが休みは増える。これで少しは週末農民・主夫を返上できるか?????

 リタイアまでは、今後どうなるかの不安もあるが、リタイア後に描いていたプランを突き進め、後は平和に収まると勝手に都合のいいように解釈。でもでも小さいことも用心だ、、、、、。




 御みくじで思い出したが、今を遡る42年前、大学受験の時、京都は北野天満宮にお参りした。そして御みくじを引くとなんと「大凶」が出た。幸い、その大学には受かったが(そこには行かなかった)、、、、。
 
 その時は一瞬「ガーーーン」で、気持を切り替えて、もうこれ以上落ちることはない、後は上昇のみと、、、。
 でも、まさか大凶があって素流人が引くなんて、、、、。でも北野天満宮さん良心的です。そりゃ〜良いことばっかりじゃない悪いこともあるから、、、、。

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佐太神社に初詣

 元旦は朝からお酒を飲み、昼にもビールを飲み車は運転できないので家でゴロゴロ、そしてブログを打ったりしていた。
 ゴロゴロしていると返って体調を崩すので、今日は次女と初詣に出掛けた。

 出雲国で初詣と言えば当然「出雲大社」が有名だが、何せ人が多い。渋滞に巻き込まれに行くようなものなので家から15分程の佐太神社に行った。

 佐太神社は出雲国「二宮」である。因に「一宮」松江市の南部にある熊野大社、では出雲大社は?となるがこれは別格だ。この3つの神社は出雲国3大社と言われている。

 ここの社は変わっていて本殿のような建物が3つある。正殿、北殿、南殿(国の重要文化財)、そして平成28年が遷宮であり南殿は工事中である。佐太神社で舞われる「佐陀神能」は一昨年、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。ということで由緒ある神社です。そして祭神は佐太大神、ご利益は縁結びなど。

 さてさて神社に入って行く。人が少ないじゃないかと言われるかな?東京などと違って元々人が少ない。

佐太神社10

 風格ある建物だ。建造は江戸時代、何回かの遷宮で修理されて来ている。

佐太神社9

 境内にある古木、年代を感じる。

佐太神社5

 そして、合格祈願だろうか?絵馬がかけられている。お参りをしておみくじを引いた。私は「末吉」、少しは吉があるか?精進して運を上向かせねば、、、、、。次女は吉だった。

 境内で総代のような人が焚き火をしていて暖を取りながらその方に色々聞いて有意義な時間だった。

佐太神社8

 佐太神社は縁結びのご利益があると書いたが、北殿の摂社で田中神社というのが100m程の所にあり、ここは縁切りにご利益がある。2つの社が背中合わせに建っている。
 田中神社で悪い縁を切って、佐太神社で新しい縁を結ぶってことかな?これって全国的にも珍しいと思う。

 若い娘には邪険にされがちなおじさん、次女とデート(?)、ご利益があったかな?

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神社の面白い灯籠

 週末、料理・畑の写真がない。ちょっと前の写真を使います。

 島根(出雲)は神社が多い。もう1ヶ月もすれば全国的には神無月、出雲は神在月となる。出雲大社に全国の神様が集まりサミットが開催される。

 出雲風土記にも400位の社があったと記され、今なお当時と同じ名の社がたくさんある。神々の国なのか?

 なので、古く由緒ある神社も多い。たくさんある神社の中から一つちょっと面白いのを紹介する。

 神社の階段を上って行く、そして両側に灯籠がある。

田原神社2

 そう、灯籠の上に干支が乗っているんです。

 これは申。

田原神社7

 これは兎

田原神社5

 これはウンコではなく巳

田原神社22

 そしてネズミ

田原神社10
 
 最後は午

 まだまだあるけど大変なのでここまで。

田原神社9

 神社の本殿。

田原神社16

 本殿の後ろに鬱蒼とした森があり、鳥居をくぐると薄暗くちょっと寒気がするくらいのパワーを感じた。でも夏に行ったので良かったか、、、、、?

田原神社18

 ここ出雲は、今なお、日本の昔の面影が見られます。

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出雲大社 その2

 昨日大社に行ったけど、昨日は神楽のことだけを書いたので、今日は出雲大社のことを書くことにした。

 出雲大社には大国主命が祀られている。参道左手の像。
大国主像

 参道を進んで行くと銅の鳥居に突き当たる。この鳥居は毛利家が奉納したものだそうだ。この鳥居から先が境内だ。
銅の鳥居

 勢溜(出雲大社の敷地の入口)を入ると大きな松の並木が続き、出雲大社に来たんだな〜という気になる。写真は銅の鳥居付近から参道を振り返ったもの。

参道

 屋根が葺き替えられた本殿はいつ見ても重厚感がある。昨日は平日にも関わらず多くの参拝者が来ていた。島根にはそんなに人がいないので、遠く関東や関西や山陽方面から来ているのだろう。祈りごとは人それぞれ、良縁・家内安全・健康、、、、。私は、今更、女性との良縁を求めると家内安全でなくなるので、女性ではない良縁を祈った。
 
本殿2

 全国的に神無月という頃、ここ出雲では八百万の神々が出雲大社に集まることから、神在月と言われる。写真は、その時の神々の宿舎(いわゆるホテル?)である十九社だ。八百万の神々が泊まるにはちょっと狭いのではなどと詰めないように、、、、。きっと神様には大きくなったり小さくなったりできる力があるのでしょう。

十九社

 境内西側の神楽殿、大きな注連縄がある、



 出雲大社に行く度に落ち着いた気持ちになる。そして何かしらパワーのようなものがあるような感じになる(実際あるかもしれないが、、、、)。島根には出雲大社だけでなく出雲国風土記に載っている古い多くの社が今なお有るのでそういったパワースポットもお薦めです。


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何で狛犬の歯が金色?

 ブログを初めて2週間、試行錯誤しながらやっております。先週、仕事の帰りに八重垣神社に行ってきました。夕方なので人はいませんでした。この頃はパワースポット、縁結びの地ということで女性のグループが良く来るそうです。
 スサノオと稲田姫が祭られています。神社の「奥の院」と呼ばれる所には鏡の池があり、女性が紙の上にコインをのせて縁を占っている光景がよく見られます。早く近くで沈むと早く近くで良縁に恵まれるということだそうです。「奥の院」は木々が茂り「パワースポット」だな〜と感じます。

 本殿です。
八重垣神社2


 鏡の池
八重垣神社4


 鬱蒼とした「奥の院」
八重垣神社3


 松江の田園地帯にある持田神社です。今日帰りに寄ってきました。小さな社ですが、出雲国風土記にも出てくる神社です。小さいながらも本殿は大社造りです。




 何故かここの狛犬は歯も爪も金色です。金の入れ歯????



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甦った出雲大社

 日にちは前後しますが、5月11日に出雲大社に行ってきました。10日夜に遷座祭が行われ、11日の午前中は、奉幣祭という祭事があり、勅使が天皇からの供物を届けたりしたようです。

 この写真は、6〜7年前の屋根が葺き替えられる前の出雲大社です。
出雲大社本殿2

 この写真は、先日、撮った出雲大社です。見事に甦っています。60年に一度の遷宮であり、技術の伝承がむずかしいとも聞いています。現代の巧みたちが技術の粋を結集したものです。単に本殿の甦りではなく、人の心や社会の様々な面での甦りを祈るものだそうです。
出雲大社本殿



 出雲大社の参道の横にある出雲大社の祭神、大国主命像です。
大国主命像


 当日は、出雲大社だけでなく、参道や門前町も多くの人で賑わっていました。街の様子なども撮りましたが、何せ人が多すぎてアップするのは難しいのでやめました。
 今年は、伊勢神宮も遷宮ですが、是非出雲大社にも来てください。きっと良縁に恵まれますよ。
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何気ない所にあるすごいお宝

 住んでいる所は松江市、島根県にあります。島根県ってどこにある?鳥取砂丘がある所?30数年前に東京にいる時
よく聞いた質問です。島根県の場所ってなかなかわかりませんよネ。私の3女も愛知県なのに名古屋がある県は名古屋県などと言っていたくらいですから若い人たちはわからないと思います。でもどうでも良いです。

 島根は「神話の国」、日本の原点かもしれません。今日は仕事が終わってから古い大社造りの「神魂神社」(国宝です)に行ってみました。静かな境内、でも圧倒されます。島根にはこんなスポットが何気なくあります。まあ田舎か?
でも、やはり私たちの原点なのかとも思います。

神魂神社1


神魂神社4


 折に触れて、旅行雑誌でお馴染みの「八重垣神社」や今年60年ぶりの遷宮が行われる「出雲大社」のことも触れたいと思います。
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